第3回『山桜を採るために無理はなかっただろうか。』
ずっと心の奥にちくちくしてたやつ
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ミツバチはしゃべらない。
何をしてもダメとは言わない。
時にはとてもアグレッシブで激痛を伴う方法でアピールもしてくるが、それさえ気にしなければ、いかようにでも扱える。
こういう蜂蜜が欲しいと思えば、そのように採っていける。
それが簡単な年もあれば、少し無理をしてそうしていた年もあった。
大人気の山桜のはちみつは
草野が必要に駆られ採ったはちみつなのか、ミツバチが十分満たされた上での余剰だったのか。
苦労話なんて言ったら美談のようだけど、ミツバチからみたらそれはしなくていい苦労だったのでないか。
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10年間続けてきた枠組みでは無理が出るようになってきた。
はちみつの収穫地も変わったし、収穫方法も変わった。
気候条件や花の開花時期も安定しない。
山桜
菜の花
桜菜の花
藤
里山の花々春搾り
アカシア
海辺の花々
里山の花々夏搾り
夏のはちみつ
HONEYWHIP
枠組みを見直そう。
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