ミツバチからの搾取
先日の全4回の展望シリーズを受け、いくつかお問合せをいただいたので回答。
特に重要なのは最後の③です。
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①販売価格、送料無料の関連について
養蜂業界も、他の業界と同じく年々資材が高騰しております。
不足状況がひと段落したら元の価格に戻ればいいのにと思いますが、なかなかそうならないものです苦笑
合わせて昨年の大凶作が引き金となり、はちみつ草野は存続の危機に陥っております。
販売価格を上げることも一つの手であろうと思いますが、まずは自分のところでできることを考え、
・販売価格は据え置き
・600g、1200g等のサイズを減らし、サイズをまとめることで、資材のコストダウン。
・送料無料ラインを5050円から6000円に変更
・パッケージの見直しによりコストダウン(後日公開
そういった形の努力とさせていただきました。
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②注文方法の変更について
おかげさまでご注文数は年々増加しております。
そうした中で
・FAX注文中止
・電話注文中止
・SMS注文中止
・直接販売はちみつ草野OnlineShopのみ
とさせていただきます。
理由は、そもそも草野がミツバチを飼育する時間を圧迫し始めたからです。
このままいけば、皆様に選んでいただいているはちみつを収穫することができなくなります。
申し訳ございませんがお客様対応の時間を減らし、良い蜂を育て良い蜂蜜を採る、根本的に大切なところを重視させていただきました。
それと私生活の変化もありますが、これはまたどこかで…
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③そして何が変わるの?
ワクワクしてるのは草野だけでしょうか笑
はちみつが手に入らなくなるんじゃ?と心配の連絡もいただいております。
①や②のような物理的な変化は基盤整備で、その他に草野の心構えが変わります!
とても抽象的!!
例えば食料品や、衣料品、その他多くの商品が海外から日本に入ってきます。
その中には、過酷な労働条件で、半ば搾取されるような形で生産されているものもあると聞きます。
それをミツバチの世界に置き換えてみてください。
ミツバチから搾取したはちみつ!と念じながら食べてみてください。
美味しいはずがありません。
ここでいう搾取とは、無理なはちみつの収穫のことです。
例えば、『桜のはちみつが美味しいから欲しい』と言われれば草野も人です、それを採ろうと頑張ります。
年によってはそれは容易ですが、そうでない年もあります。
そんな時、『頑張ってとりあえず桜にした』というのをやめます。
この『頑張って』は草野か、ミツバチか、天候か、そういう変な頑張り方のはちみつは収穫しません。
これはどんなはちみつですか?
幸せミツバチから収穫したはちみつです。
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