【2025年産はちみつ①】『桜』5/8収穫

今年の桜は、昨年アカシアを収穫した新潟市西蒲区にある低山、角田山で収穫しました。

ここがはちみつ草野のミツバチが生活している場所です、なかなか素敵でしょう。

角田山は482mの低山です。低山の良さは養蜂のやりやすさ。
ミツバチが活動するのに適した温度帯を維持しやすい、花の開花時期も安定しやすい傾向があります。そして、草野が巣箱を置いている角田山のこの場所は裏がくぼみがあって風がそこに滞留するので巣箱まで風がこない。

だからあったかい!気温が上下する春先に安定してあったかくて飛びやすいので、ミツバチたちにも人間にも気持ちの良い場所なんです。
こうゆう快適な場所を人間が探してきて、ミツバチに提供するのも養蜂家の仕事の一つです。

そしてありがたい理由がもう一つ。
この場所は、桜・藤・アカシアと時期をずらして花が咲き続けるので継続して巣を蜜で満たし続けられる。

山の麓ではありますが、2kmもいけば日本海に面した海沿いの山なので海風も多少通り抜ける環境ですが、寒くない。
というわけで、角田山の麓でしばらくミツバチたちは生活していきます。


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今年の桜は昨年よりも桜の香りが穏やかなさっぱりとした風味になりました。
春の晴れ間にミツバチたちが集めた山桜やウワミズザクラの優しい甘さが広がりつつ、後味はさっぱりとしており、桜が持つ華やかな香りが余韻として残ります。
山桜やウワミズザクラといった桜はどれも開花期間が短く、その流れから桜の採蜜量は少なく、春の希少なはちみつとなっています。

「里山に咲く桜の穏やかな甘さ」

【主な花】 桜 
【香りの強さ】4 (5段階)
【甘さの強さ】4 (5段階)
【収穫期間】2025年5月8日
【収穫場所】新潟市西蒲区角田山


新潟市西蒲区角田山