いちご農家さんへのミツバチの貸し出し中!

いちごとミツバチの関係ってご存知ですか?
ミツバチがいなくなったら、いちごはもう食べられないかもしれません…

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植物には虫媒花と呼ばれる、実をつけ種を作り子孫を残すために昆虫の力を借りているものがあります。
そういった植物は雄しべと雌しべの花粉の交配にミツバチのような昆虫の力を借り、お礼に花の蜜を出しているのです。

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クリスマスにはなくてはならない、いちご。
これからの季節楽しみな果物の一つです。

そんないちごは虫媒花。
基本的には昆虫がいなければ、いちごは実ができません!
いちごは、冬場ビニールハウスの中で作られていることが多いです。
でも冬場のビニールハウスって昆虫いなそう…

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そこでミツバチの出番!
いちごを生産している農家さんへミツバチを貸し出します。
ミツバチは足に花粉をつけながら、ビニールハウス内のいちごの花をめぐるんです。
そうすることで花粉交配が行われ、美味しいいちごがなるんです。

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新潟県では、いちごの他、さくらんぼ、スイカなどの花粉交配をミツバチが担っています。
世界に目を向ければ、アーモンドが最大でしょうか。
地球の植物の約3分の1がそれら虫媒花にあたり、つまりミツバチがいなくなったらそれらの食べ物はもう食べられないかもしれません!

いちごを食べる時、いちご農家さんと、そしてミツバチの存在を少し思い出してください。
きっとその一粒がさらに美味しくなるでしょう!