【2025はちみつ③】アカシア

はちみつ草野で一番収穫量があるはちみつはどれか。

それは「アカシア」です。
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サラッとしたおだやかな甘さ

【主な花】 アカシア
【香りの強さ】1 (5段階)
【甘さの強さ】1 (5段階)
【収穫期間】5月24、26日
【収穫場所】新潟市西蒲区角田山
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草野が収穫しているアカシアは、新潟市西蒲区角田山で収穫したもの。
この山は日本海の海沿いにある低山で、潮風が通る里山の麓にアカシアの木があります。


収穫日、朝日とともに採蜜していきます

収穫日5/24午前6:00 曇り/気温16.8℃  


新潟市西蒲区角田山

日本海側西蒲区角田山の麓の鉢置き場。ウグイス鳴き声がきこえるのどかな環境

5/24時点でアカシアはすでに満開を過ぎて散り際で、足元にはアカシアの白い花が敷き詰められて良い匂いがしてきます。
ということは、ミツバチ達はすでにアカシアの蜜をおおよそ採り終えて巣箱には溜まってきているはず。
ということで収穫していきます!

予想通り、巣にはたっぷりのアカシア蜜。
はちみつは巣箱を設置しておくと自然にミツバチが蜜を溜めていくわけではなくて、
毎年「花は順調に咲くだろうか、蜜は入っているだろうか」と心配がつきませんが、その年の天候・ミツバチの成長具合、植物の成長スピードなどたくさんの情報を加味しながら最適な条件で収穫しています。
植物やミツバチのお世話も含めると養蜂はわりとデリケートな仕事だと思っています。

今年も全ての条件が重なって収穫できた「アカシア」、どうぞお楽しみください。




【2025はちみつ③】アカシアの搾りたて

昨年復活した「アカシアの搾りたて」、今年もお届けするべくご用意しました。

アカシアの搾りたては、草野が早朝に収穫したアカシアはちみつを【収穫した当日に瓶詰め・発送】する
特別なはちみつ。早ければ翌日には皆様のお手元に届くので、アカシアのフレッシュな香りと優しい甘さ、採りたてはちみつの旬を感じることができます。

2025年アカシアは、新潟市西蒲区角田山で収穫しました。
この山は日本海の海沿いにある低山で、潮風が通る里山の麓にアカシアの木があります。

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日に透けるクリアな色と、クセのない優しい甘さがアカシアの特徴ですが、
収穫してすぐは特に香りが良くて美味しくて本当にスペシャル!
到着したらなるべく直ぐにビンを開封して香りを楽しんでください。
そのあとティースプーン1杯のはちみつをそのままお召し上がりください。

「数時間前まで巣の中にあった」特別で最高にフレッシュなはちみつを食べていただきたい、
そんな草野の思いから始まった「アカシア搾りたて」は、今この瞬間にミツバチたちが食べているはちみつです。

「透き通った軽やかな甘さ」

【主な花】 アカシア 
【香りの強さ】1(5段階)
【甘さの強さ】1(5段階)
【収穫時期】2025年5月24,26日
【収穫場所】新潟市西蒲区角田山


新潟市西蒲区角田山

【2025年産はちみつ②】『里山の花々春』5/18収穫

山桜・ウワミズザクラといった桜蜜の収穫が終わり、
そのまま同じ場所で咲く藤の収穫に入りました。

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「藤の上品な香りと優しい甘さ」

【主な花】 藤(ウワミズザクラ、タニウツギ) 
【香りの強さ】4 (5段階)
【甘さの強さ】4 (5段階)
【収穫期間】2025年5月18日
【収穫場所】新潟市西蒲区角田山
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桜の収穫が5/8だったので、その10日後には藤を収穫しているという待った無し状態!
もう一週間もしないうちにはアカシアが始まり、ミツバチと養蜂家にとっては怒涛の5月が始まりました。

複数の花から集められたはちみつを「百花蜜」といい、はちみつ草野では採蜜地や季節によって異なる味を『里山の花々』と呼んでいます。
「里山の花々春」を収穫した角田山は482mの低山。
収穫日の5/18午前6:30 曇り/気温18℃  

ちなみにはちみつを収穫する際は、朝早い時間に収穫します。
この日も朝6:30には角田山で採蜜を始めました。
それには理由が。。。

日が昇り始めるとそれにあわせてミツバチ達が動き出し蜜を探しに飛んでいきますが、ミツバチ達が新しい蜜(当日集めた蜜)をもって戻ってくる前に巣箱にある前日までの蜜を収穫してしたいからです。
花から集めてきたばかりの蜜は水分も混ざっていますし味が薄い。
皆さんが食べているはちみつは、巣箱の中でミツバチ達が羽を動かし風を起こして水分を飛ばした美味しいはちみつです、なので前日までの蜜と当日の蜜が混ざらない朝のうちに収穫してしまいます。

さて、「里山の花々 春」の特徴もご紹介しますね。
メインとなる蜜源は藤。
周辺の山藤の開花はこんな感じ
動画の藤は見事な咲き具合ですが、今年は咲いている藤の数が昨年より少なく、花の色も薄めでした。

藤は上品な香りと優しい甘さの蜜が特徴、そしてアカシアと同じマメ科なので、花が終わるとインゲン豆に似た細長い実をつけます。

今年の「里山の花々春」の蜜を紹介すると、例年の里山春よりさっぱりした状態になっています。
ウワミズザクラの蜜がまだ巣箱に残っている状態で、毎年ミツバチ達が藤の蜜を集めてくるのですが、今年はその藤の量が少なめでした。なので割合でいうと50:50。
藤の穏やかな甘さを感じられつつウワミズザクラの香りもしっかりと感じられるはちみつになりました。


新潟市西蒲区角田山

【2025年産はちみつ②】「里山の花々 春」抽選販売のお知らせ

先週の新蜜「桜」につづき、「里山の花々 春」(メインの花:藤)の抽選販売のお知らせです!
販売についてはBASEオンラインショップでの【抽選販売】のみ/220g×2個セットとさせていただきます。
これは、購入希望の方全員に平等に機会をつくれるようにとの想いからですので、ご了承いただけますと幸いです。

「里山の花々 春」のメインとなる蜜源は藤。
ウワミズザクラの蜜がまだ巣箱に残っている状態で、毎年ミツバチ達が藤の蜜を集めてくるのですが、今年はその藤の量が少なめでした。
なので、今年は藤の穏やかな甘さを感じられつつウワミズザクラの香りもしっかりと感じられるはちみつになりました。

「藤の上品な香りと優しい甘さ」

【主な花】 藤(ウワミズザクラ、タニウツギ) 
【香りの強さ】4 (5段階)
【甘さの強さ】4 (5段階)
【収穫期間】2025年5月18日
【収穫場所】新潟市西蒲区角田山
【内容量】220g×2本

収穫場所も桜と同じく新潟市西蒲区にある角田山の麓で収穫した「里山の花々春」の新蜜となります。
たくさんの申込みお待ちしています!

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応募される方へ
⭐️抽選販売ご応募の前の注意事項⭐️を必ずお読みください。

〈抽選販売について〉
■申込期間
5月19日(月)19:00〜5月25日(日)23:45まで

■当選結果のご連絡
5月26日(月)昼頃に、申込みいただいた方全員に当選・落選の結果をメールにてご案内します。
※BASEシステムからの送信となりますので、迷惑フォルダに入ったままにならないようお気をつけください。

■発送
5月26日(月)から当選者へ順次発送。商品の日時指定はできません
※こちらの商品は220g×2本セットでの販売となります。商品代金の他に別途送料¥880がかかります。
※この商品は海外への発送は行っておりません。

〈申込方法〉
はちみつ草野オンラインショップ BASE  から応募申込み
※決済方法は、クレジットのみとなります。
※システムの都合上、応募後のキャンセルはお受けできません。

【2025年産はちみつ①】『桜』5/8収穫

今年の桜は、昨年アカシアを収穫した新潟市西蒲区にある低山、角田山で収穫しました。

ここがはちみつ草野のミツバチが生活している場所です、なかなか素敵でしょう。

角田山は482mの低山です。低山の良さは養蜂のやりやすさ。
ミツバチが活動するのに適した温度帯を維持しやすい、花の開花時期も安定しやすい傾向があります。そして、草野が巣箱を置いている角田山のこの場所は裏がくぼみがあって風がそこに滞留するので巣箱まで風がこない。

だからあったかい!気温が上下する春先に安定してあったかくて飛びやすいので、ミツバチたちにも人間にも気持ちの良い場所なんです。
こうゆう快適な場所を人間が探してきて、ミツバチに提供するのも養蜂家の仕事の一つです。

そしてありがたい理由がもう一つ。
この場所は、桜・藤・アカシアと時期をずらして花が咲き続けるので継続して巣を蜜で満たし続けられる。

山の麓ではありますが、2kmもいけば日本海に面した海沿いの山なので海風も多少通り抜ける環境ですが、寒くない。
というわけで、角田山の麓でしばらくミツバチたちは生活していきます。


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今年の桜は昨年よりも桜の香りが穏やかなさっぱりとした風味になりました。
春の晴れ間にミツバチたちが集めた山桜やウワミズザクラの優しい甘さが広がりつつ、後味はさっぱりとしており、桜が持つ華やかな香りが余韻として残ります。
山桜やウワミズザクラといった桜はどれも開花期間が短く、その流れから桜の採蜜量は少なく、春の希少なはちみつとなっています。

「里山に咲く桜の穏やかな甘さ」

【主な花】 桜 
【香りの強さ】4 (5段階)
【甘さの強さ】4 (5段階)
【収穫期間】2025年5月8日
【収穫場所】新潟市西蒲区角田山


新潟市西蒲区角田山

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