【2022年産はちみつ詳細4】アカシア5.26

まずはスプーンで口に運んで香りを楽しむ!
それが新鮮なはちみつの証。

【収穫日】 2022年5月17日〜5月26日

【収穫場所】 聖籠町②

【主な蜜源】 アカシア

【収穫量】少なめ

  **********

17日に旧岩室村、旧巻町より移動してきました。
聖籠町①より気温が低くなりやすい地形で、例年1日2日収穫を遅らせてちょうどいい感じ。

こちらもアカシア5.24に続き花の進みが遅い遅い。
聖籠町①と設置したミツバチ自体の力を比べても、実はこっちの方が強く配分している。
それは例年こちらの方が収量が多いからだ。

2回目に期待!

ps.振り返ってみれば遅かったわけではなく、そもそも花が不調だったようだ

【2022年産はちみつ詳細5】アカシア6.1

まずはスプーンで口に運んで香りを楽しむ!
それが新鮮なはちみつの証。

【収穫日】 2022年5月24日〜6月1日

【収穫場所】新潟県北蒲原郡聖籠町①

【主な蜜源】 アカシア

【収穫量】多め

  **********


聖籠町①の蜂置き場はアカシヤ林の中。
アカシアの花の甘い香りと作業です。

実はこの前の週、第3子が生まれ、昨日母子で帰ってきました。
この間2歳児が発熱し、ああまさかまさかとバタバタしましたがなんとか乗り切り収穫に至ったわけです。


結果はそれを祝福するかのような!最高レベルのアカシアになりました。
このクラスのアカシアはちみつは本当に久しぶり。

セイヨウミツバチか、ニホンミツバチか

最近あった問い合わせ内容の話題。

どちらがいいと思います?笑

ちなみにはちみつ草野で飼育しているのはセイヨウミツバチです。
(注:結論、どっちがいいという話題ではないです)

  **********

日本にいるミツバチは2種類。
セイヨウミツバチと、ニホンミツバチです。
同じミツバチはミツバチなんですが、異なる点が多く、同じようには飼育できません。

  **********

さて、ここからは草野個人の考えで万人に当てはまるわけではありません。

セイヨウか、ニホンかと言われればニホンと答える方が多いかと思います。
なんとなくセイヨウ〜なんていうと外国から入ってきた外来種的な響きに聞こえてもおかしくありません。

では、なぜはちみつ草野はセイヨウミツバチなのかというと、

  『養蜂業を始めた当時、じいちゃんが飼育していたから』

というのもありますが、ある程度経験を積みいろいろなことがわかってきた今思えば、

  『そもそも選択肢はなかった』

といったところでしょうか。

ニホンミツバチはどちらかといえばホビー向け。
なぜかというと、
①逃去癖があるので生業にしようとするとリスクが大きい
②蜂蜜を集める力はセイヨウミツバチに劣る
③セイヨウミツバチ最大の敵ヘギイタダニの被害を受けない
④温厚

対してセイヨウミツバチは生業向け。(もちろんホビーにも)
なぜかというと、
①逃去癖がない
②蜂蜜を集める力が強い
③攻撃的にもなりうる
④増やしやすい
⑤移動が容易

そういうわけで、ニホンミツバチでは生活していくのはとても厳しいなと思います。

  **********

しかし時代は変わって、なんでも仕事にできる時代になりました。
「それを生業としてやっていけるんだ」
「それは思いつかなかった」
という場面が増えてきました。

ですのでニホンミツバチも、やりようによっては十分生業になりうる時代になったのかなと思います
(実際生業にしてられる方もいるでしょう)

うーん、まずははちみつの値段10倍からかな笑

  **********

最後に、それぞれのミツバチのいいところを一つ挙げるとしたら、

ニホンミツバチ
→自生しているものがほぼなので、その地域の自然環境のバロメータになる

セイヨウミツバチ
→数をどんどん増やして移動できるので、野菜果樹の花粉交配のお手伝いに行ける

【2022年産はちみつ詳細2】里山5.16

まずはスプーンで口に運んで香りを楽しむ!
それが新鮮なはちみつの証。

【収穫日】 2022年5月7日〜5月16日

【収穫場所】 新潟市旧岩室村、旧巻町

【主な蜜源】 藤、タニウツギ

  **********

里山5.7と場所を同じくして、その後の花のはちみつです。
ウワミザクラがなくなり、藤が咲き始めるタイミングを境にして収穫を始めました。


遠くの杉の木に巻きつく藤


タニウツギ

比較的マイルドで食べやすいはちみつです。
それもそのはず、藤はアカシアと同じマメ科。
マメ科はどれも穏やかで食べやすいです。
アカシアでは少しパンチ力が足りない…そんなあなたにぜひおすすめ

はちみつ収穫予定等

里山の花々5.7が、はちみつ草野OnlineShopで販売開始!

藤の蜂蜜 5月23日ごろ販売開始予定
アカシア 5月30日ごろより販売開始予定
海辺の花々6月中販売開始予定
里山の花々6月中に1つ、7月中に1つ販売開始予定

  ***********

さて、そういえば新パッケージ・・・?
実はいただいたサンプルに納得がいかず、材質選びからやり直しましたので、途中で新パッケージに移行です。
おそらく海辺の花々ぐらいかとも思います。
それに合わせて、すでに販売を開始しているものも新パッケージに直します。

  **********

相変わらず今年もアカシアは早そうで、いや困った困った。
この時期の1日のミツバチの成長は物凄い。
できることであれば花は遅めに、そして6月10日にアカシアが終わる感じ(だいたい梅雨の雨が降ってくるのがそのくらい)のペースで咲いてほしい。