はちみつ収穫予定等

里山の花々5.7が、はちみつ草野OnlineShopで販売開始!

藤の蜂蜜 5月23日ごろ販売開始予定
アカシア 5月30日ごろより販売開始予定
海辺の花々6月中販売開始予定
里山の花々6月中に1つ、7月中に1つ販売開始予定

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さて、そういえば新パッケージ・・・?
実はいただいたサンプルに納得がいかず、材質選びからやり直しましたので、途中で新パッケージに移行です。
おそらく海辺の花々ぐらいかとも思います。
それに合わせて、すでに販売を開始しているものも新パッケージに直します。

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相変わらず今年もアカシアは早そうで、いや困った困った。
この時期の1日のミツバチの成長は物凄い。
できることであれば花は遅めに、そして6月10日にアカシアが終わる感じ(だいたい梅雨の雨が降ってくるのがそのくらい)のペースで咲いてほしい。

【2022年産はちみつ詳細①】里山の花々5.7

まずはスプーンで口に運んで香りを楽しむ!
それが新鮮なはちみつの証。

主に菜の花、桜の百花蜜。

【収穫日】 2022年4月11日〜5月7日

【収穫場所】 新潟市旧岩室村、旧巻町 (収穫までに上堰潟公園、聖籠町を経由)

【主な蜜源】 菜の花桜(上堰潟公園)、さくらんぼ(聖籠町)、ウワミズザクラ(新潟市旧岩室村、旧巻町)

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※昨年までの商品で同じルート、同じタイミングで採っているはちみつはありません。

今年最初のはちみつです。


4月5日ごろ、新潟市西蒲区上堰潟公園、菜の花開花。


4月9日ごろ、上堰潟公園、桜開花。


4月11日、上堰潟公園の蜂のはちみつ収穫準備。


4月19日、そのうちの一部を聖籠町のさくらんぼ団地へ移動。

4月29日、聖籠町の蜂を新潟市旧岩室村へ移動。
5月3日、上堰潟公園の蜂を新潟市旧巻町へ移動。


5月7日、旧岩室村、旧巻町、AM7時ごろはちみつ収穫。

草野は早速、チーズ、ヨーグルト、コーヒー、ホームベーカリーと楽しみました。
わりと個性のある蜂蜜なので、個性のあるブルーチーズ、
さっぱりブリーチーズ、さっぱりヨーグルト、さっぱりコーヒーなのが草野は好きです。
温かいタイプの料理向きではないと思います。煮物はあまり得意ではありません。

セイヨウミツバチの幸せとは

結論から申し上げますと、草野自身、これに関して自信の持てる解答が得られていません。
今回はセイヨウミツバチにしか当てはまらないことがいくつか出てきます。

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先日、娘の習い事で、『動物園の動物と、野生の動物どちらが幸せか?』というディスカッションがあったそうです。
そこらで野垂れ死ぬことが茶飯事であろう野生も嫌だし、自分が宇宙人に攫われて檻の中で行動を制限され観察されるのも嫌だし…考えれば考えるほど、深みにはまって答えが見出せません。

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さて、先日こちらでみつばちの搾取について書きました。
そこでは、『無理なはちみつの収穫』を搾取としました。

いや、そもそもはちみつを採ることが搾取なんじゃない?
『余裕のあるはちみつの収穫』も根本的には搾取じゃないの?
みつばちの飼育自体が奴隷契約なんじゃないの?

電話で矢継ぎ早にこんな質問をされたら冷静に、丁寧に答えられる自信がありません!

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そもそもセイヨウミツバチにとって人間、養蜂家は必要か?
学術的な内容は置いておいて、草野の10年の経験で導き出される答えは、

現状、必要です。

①最大の天敵、ミツバチヘギイタダニの存在。
春とても元気な蜂も、何も対策をしなければ秋には5割は全滅です。
そして残りの5割も冬を超える力を蓄えられず、翌春には全て全滅です。
大袈裟に書いたようで、実際そうなってもおかしくないのが現状です。
セイヨウミツバチ養蜂家にとって最大の課題です。

②天敵オオスズメバチの存在。
お盆過ぎに現れるミツバチハンターです。
ミツバチをとことん殺していきます。
この時期にダメージを受けると冬越えができず、翌春には全滅です。
養蜂家はひたすらオオスズメバチを退治します。

自然界の食物連鎖に放り出すと以上の理由で全滅です。
草野も養蜂家を始めた当初①、②で相当被害を被りました。
全て死んでしまった年もあったような…

③はちみつ溜すぎ問題
これはある意味うれしい悲鳴にして、最大の共存の理由かもしれません。
働き蜂はせっせとはちみつを運んできては巣に溜めていくのですが、それが活発になりすぎると、女王蜂の産卵の場所さえも埋めていきます。
そうすると赤ちゃんが生まれなくなり、その世代の仕事をするミツバチがいなくなり、ミツバチの社会構造が崩れ、全滅に向かいます。
ある程度のタイミングではちみつを取り出して(収穫して)やることで、産卵場所を確保します。
暑い時期に特に起こりやすい現象です。

大きくは①〜③の理由で、ミツバチが幸せに生きれるために養蜂家は必要だと思っています。
とりあえず、現在はそういう認識です。
自信は…あまりないですが、少なくとも今飼育しているミツバチをしっかり守ってやろうとは思っています。

はちみつ草野のミツバチが幸せだといいなぁ…

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▼はちみつ草野OnlineShop
https://mitsukusa.thebase.in/

【販売スケジュール】4月21日現在

4月21日現在、最初のはちみつの販売開始はゴールデンウィーク明けを予定しております。

先日の暑さで花の開花期間が短くなり、結果はちみつが貯まる前に桜や菜の花が終わりそうな雰囲気です。
また、例年よりミツバチの状態が良く、どんどん産卵して数を増やしておりますが、結果はちみつをたくさん食べ、収穫のできる余剰がありません。

販売開始までもう少々お待ちください。

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ミツバチからの搾取

先日の全4回の展望シリーズを受け、いくつかお問合せをいただいたので回答。
特に重要なのは最後の③です。

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①販売価格、送料無料の関連について
養蜂業界も、他の業界と同じく年々資材が高騰しております。
不足状況がひと段落したら元の価格に戻ればいいのにと思いますが、なかなかそうならないものです苦笑
合わせて昨年の大凶作が引き金となり、はちみつ草野は存続の危機に陥っております。
販売価格を上げることも一つの手であろうと思いますが、まずは自分のところでできることを考え、
  ・販売価格は据え置き
  ・600g、1200g等のサイズを減らし、サイズをまとめることで、資材のコストダウン。
  ・送料無料ラインを5050円から6000円に変更
  ・パッケージの見直しによりコストダウン(後日公開
そういった形の努力とさせていただきました。

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②注文方法の変更について
おかげさまでご注文数は年々増加しております。
そうした中で
  ・FAX注文中止
  ・電話注文中止
  ・SMS注文中止
  ・直接販売はちみつ草野OnlineShopのみ
とさせていただきます。
理由は、そもそも草野がミツバチを飼育する時間を圧迫し始めたからです。
このままいけば、皆様に選んでいただいているはちみつを収穫することができなくなります。
申し訳ございませんがお客様対応の時間を減らし、良い蜂を育て良い蜂蜜を採る、根本的に大切なところを重視させていただきました。
それと私生活の変化もありますが、これはまたどこかで…

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③そして何が変わるの?
ワクワクしてるのは草野だけでしょうか笑
はちみつが手に入らなくなるんじゃ?と心配の連絡もいただいております。
①や②のような物理的な変化は基盤整備で、その他に草野の心構えが変わります!
とても抽象的!!

例えば食料品や、衣料品、その他多くの商品が海外から日本に入ってきます。
その中には、過酷な労働条件で、半ば搾取されるような形で生産されているものもあると聞きます。

それをミツバチの世界に置き換えてみてください。
ミツバチから搾取したはちみつ!と念じながら食べてみてください。
美味しいはずがありません。

ここでいう搾取とは、無理なはちみつの収穫のことです。
例えば、『桜のはちみつが美味しいから欲しい』と言われれば草野も人です、それを採ろうと頑張ります。
年によってはそれは容易ですが、そうでない年もあります。
そんな時、『頑張ってとりあえず桜にした』というのをやめます。
この『頑張って』は草野か、ミツバチか、天候か、そういう変な頑張り方のはちみつは収穫しません。

これはどんなはちみつですか?
幸せミツバチから収穫したはちみつです。

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