冬場のお仕事その③「いちごのポリネーション」
2月だというのに暖かい日が続きますね、例年なら新潟の2月は一番寒い季節なんですが、、、今年の春も早く始まりそうです。
さて今日は「イチゴ栽培には蜜蜂の働きが必要不可欠」というお話。
ご存知の方もいるかと思いますが、蜜蜂の大切な仕事のなかにポリネーション(花粉交配)があります。
蜜蜂のポリネーションのおかげで、果実は実を結び、野山の植物は種子を作ることができ、人間は農業の分野でそれを利用させてもらっているのです。
たとえば、イチゴ。
蜜蜂は蜜を求めてイチゴの花から花へ飛び回り、おしべとめしべに体を擦り付けながら蜜を吸うことで、体毛に花粉が集まります。この体毛に集まったおしべの花粉がめしべにうまくかかり受粉ができるのです。
蜜蜂がいなければ受粉がうまくいかず実も大きく、イチゴらしい形になりません。そこでイチゴ農家さんは、花が咲く季節になると花粉交配用の蜜蜂を巣ごと養蜂家から借りて飼育しながらイチゴ栽培を行うのです。
はちみつ草野も、イチゴ栽培のハウスへ蜜蜂を貸し出しています。
今回は、すでに設置している巣箱の増設と餌の補充に行ってきました。
冬場のお仕事その①「蜜蜂の越冬」でも書きましたが、ここ最近の暖かさで蜜蜂たちの動きがどんどん活発になってきました!
動き始めた蜜蜂は巣箱にストックしている餌(はちみつ)を食べていくので、巣箱が軽くなっていく。。。「餌がないのは死活問題だー!」というわけで、枠を2枚追加補充してきました。これでしばらくはもつでしょう。
イチゴの仕事頑張れよー!
インスタグラムには作業中の動画もアップしているのでぜひご覧ください!