第1回『今ミツバチたちが食べているそれ』

今年は節目の年。
次の展望を含め全4回シリーズでお伝えします。

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おかげさまではちみつ草野は6年目。
25歳から始めた養蜂業も、11年目に入ります。

最初の草野養蜂としての5年は、ただひたすらミツバチと向き合い、自然の偉大さに気付かされるだけの5年。
次のはちみつ草野としての5年は、ブランドリニューアル、結婚に子育てと、仕事と私生活のバランスの変化の5年。
・・・その最後の1年、去年は大凶作の1年。

さて、次の5年は・・・

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具体的にどこかに書いてきたわけではないが、

『今ミツバチたちが食べているそれ』

これがはちみつ草野というより、草野のこの5年間の目標だった。
果たして草野はこれを達成できたのか。

振り返ってみれば、まさに『今ミツバチたちが食べているそれ』を自信をもって提供してこれたと言えよう。
非加熱の方が成分が・・・などとはいうが、それ以上に自然界の昆虫の食べているそれが、たまたま人間の味覚にもあっていた、そういうものを提供してこれた。

かたや商業的になりすぎていなかったか、心残りもある。
『今(はちみつ草野の)ミツバチたちが食べているそれ』は提供してこれた。
しかしそれはミツバチたちの幸せの上に成り立っていたか。
商業的になるあまり、強引な収穫はしていなかっただろうか。

『山桜を採るために無理はなかっただろうか』

わざわざはちみつ草野に連絡をくれるような方は、それを知っても買う気になるだろうか。

これにと囚われていなかっただろうか・・・。

  第2回へ続く

【復旧】現在メール機能に不具合が出ております

【8/27追記】 復旧いたしました。
また、お盆前後からいただいたメールが全て届かない状態となっておりました。
お問い合わせいただきました方には、申し訳ございませんでした。

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現在メール機能に不具合が出ております。
お盆前後からのメールが確認できない状況です。
お問い合わせいただいたお客様には大変ご迷惑をおかけします。

【新商品】海辺の花々がもう1種類追加

例年海辺の花々は1種類ですが、今年はもう1種類追加の合計2種類になります。

海辺の花々6.1 (例年の海辺の花々に近い)
アカシア、野ばら、黒バナエンジュ等の花々のはちみつ。
今年は藤も入っています。
例年よりアカシアの割合が多いです。
※6月中旬から販売している、収穫日シール無しのものはこちらになります。

NEW海辺の花々6.18
エンジュなど花々のはちみつ。

はちみつ草野OnlineShop
▶︎https://mitsukusa.thebase.in/items/48362361

※来年以降、詳しく調査します。

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はちみつ草野に新しいラインナップ。
海辺の花々6.18 が追加。
収穫地は、新潟県北蒲原郡聖籠町。
収穫期間は6月2日〜18日。
エンジュなどの花々のはちみつで、強い癖もなくさっぱりしたはちみつです。

実はミツバチの移動の関係でたまたま採れました。
例年より少し早めに、聖籠町から弥彦角田山にミツバチを移動したのですが、トラックの荷の関係で乗り切らず、7箱ほど放置していきました。
その7箱、蜂蜜も貯まっておらず軽くて移動も楽だろうと思っていたら大間違い。
あまりの重さに一度収穫をすることになりました。

そういった経緯で採れたはちみつです。
例年よりどの花も早く終わってしまい、途方に暮れておりました。
ですがその結果、『例年にはないこと』することになり、結果新しい発見がありました。
養蜂家として、新しい蜜源を見つけた時は、とても興奮します!

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しかし、『例年にはないこと』が当たり前になりつつあるような気がしてなりません。
100年に一度は何度あるのか。
災害のない年は無くなったのか。

その中ではちみつ草野はどうするのか。

新しいスタンスを考えていきます。

海辺の花々、商品の発送、お問い合わせに関しまして。

ありがたいことに、大変多くのご注文お問い合わせをいただいております。
商品の発送に関しましては、順に発送を進めております。
到着までもう少々お待ちください。

また、弊社メール機能の不具合により、返信作業が遅れております。
申し訳ございません。

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海辺の花々のはちみつの予約販売を開始いたしました。
先日収穫を行いましたが、アカシアまでの春のはちみつのような、絶望的な状況ではございません。
例年通りの収穫量でした。

アカシアまでのはちみつが全て売り切れている状況ですので、例年よりは海辺のはちみつも出ていくのが早いと思います。

ご検討ください。

2021年産アカシアはちみつについて

アカシアはちみつの収穫も終わり、ひと段落となりました。
併せて本日より、オンラインショップでのアカシアのはちみつの取り扱いも開始いたしました。

※今年ははちみつがとても少なく、オンラインショップでの、600g、1000g、1200gの取り扱いは致しません。

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しかし今年は、大凶作。
考えられないほどの大凶作でした。
まさかこんな日が来るなんて思いもしませんでした。

原因の根元にあるのは天候でしょう。

開花時期に風が強かったり、雨が降ったりすれば、ミツバチは飛ばず、結果はちみつは貯まりません。

予想不能の天候で開花時期を大幅にずらす花が多くあり、まともに咲かなかったり、いつまでも咲いていたりして狙っての収穫ができない。

花がまともでなければ、ミツバチも十分なご飯にありつけず、結果成長しない。

完全な負のスパイラルでした。

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ごく一部、ある程度純度が高く取れたアカシアは、コロナ禍でも頑張ってくださっている飲食店、販売店様に優先的に納品させていただきます。
その他多くの(総量は例年の6分の1ですが)、アカシアに藤、のばらが混ざった、いわばアカシア百花に関しては、これはこれとして販売予定でいます。

考え、行動をしなければならない、そんな下半期になりそうです。